【チャットログ1: 廃墟探検同好会】
ユーザーA: おい、みんな!次の探検スポット、決まったよ!
ユーザーB: お、どこどこ?
ユーザーC: どうせまたどっかの廃工場とかだろ?もう飽きたわ。
ユーザーA: 違うんだな~。今回は、心霊スポット。〇〇市の「呪われた神社」だってさ。
ユーザーD: 呪われたって……まさか、あの「紫の井戸」があるとこ?
ユーザーA: お、知ってる人いたか!そうそう、明治時代に井戸に落ちた女性の霊が出るって話の。
ユーザーB: え、ちょっと待て。それガチでヤバいやつじゃん。呪いとかマジ信じてないけど、ちょっと怖いわ。
ユーザーC: 冗談でしょ?そんなの昔からよく聞く都市伝説じゃん。
ユーザーD: でも本当に呪われた人がいたって記録もあるし、一応気を付けたほうがいいかもね。
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【チャットログ2: 探検当日】
ユーザーA: 着いたぞー!神社、しっかしボロボロだな。
ユーザーB: 夜の神社ってだけでけっこう雰囲気あるなぁ。
ユーザーC: ほらほら、肝試しみたいで楽しいじゃん!
ユーザーD: あんまりはしゃぐなよ……一応敬意を持った方がいいってば。
ユーザーA: 伝説の井戸ってのはもう埋められてるみたいだな。でも、この辺が元井戸の場所か。
ユーザーB: なんかひんやりするな……気のせいかな。
ユーザーC: 怖がりすぎだってw。じゃあ、みんなで記念写真撮るか?
ユーザーD: あんまり長居しない方がいいと思うけど、一応写真ぐらいは。
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【チャットログ3: 探検後】
ユーザーA: 写真見てみたけど、なんか変なんだよね。
ユーザーB: マジで?何が?
ユーザーA: カメラの画面では気付かなかったんだけど、現像したら光の筋みたいなのが写ってる。しかも全員の顔がなんか歪んで見えるんだ。
ユーザーC: 光の筋?カメラの不具合じゃないの?
ユーザーD: それ本当に大丈夫なのか?なんか悪いことが起きなきゃいいけど……。
ユーザーA: 一応、写真見せても大丈夫な写真屋に行ってみるよ。
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【チャットログ4: 写真屋の結果】
ユーザーA: 写真のやつ、プロに見てもらったんだけどさ。
ユーザーB: で、何だったんだ?
ユーザーA: 光の筋、自然の現象じゃないみたい。写真屋の人も「こんなのは見たことがない」って。
ユーザーC: そんなことあるんだなぁ。で、どうするの?
ユーザーD: こんなときは一応、お寺とかでお祓いとかした方がいいかもしれない。
ユーザーA: それがさ……実は、あの神社のこと調べてたら、過去に同じようなことがあったって。
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【チャットログ5: 過去の記録】
ユーザーD: 調べた結果を送るよ。どうやら20年前にも似たようなのがあったらしい。
ユーザーB: 20年前?具体的にどんな事件?
ユーザーD: 何人かの探検者が「紫の井戸」で写真を撮った後、その内の一人が夢で女性の霊に襲われたって。そして数日後、急に事故死しちゃったって記録がある。
ユーザーC: 嘘だろ?夢で襲われるとか、ホラー映画じゃん。
ユーザーA: 正直、洒落にならん……とりあえず、お祓い行こうと思う。
ユーザーB: うん、賛成。
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【チャットログ6: その後の日常】
ユーザーA:(数日後)お祓い行ったけど、不安は完全に取れたわけじゃない。
ユーザーB: その後、何か変なこととかあった?
ユーザーA: いや、でも夢にあの神社が断片的に出てきて、ちょっと寝不足気味。
ユーザーC: むしろお祓いのおかげでこの程度で済んでるって考えた方がいいかもね。
ユーザーD: もしまた変なことがあったら、すぐ相談しようね。
ユーザーA: うん、その時は頼むぜ。
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【後日談】
ユーザーA: やっぱりお祓い行ってよかったかも。最近は何も起きてないし。
ユーザーB: もう心霊スポットは当分行かない方がいいな。
ユーザーC: 反省したかw。でも次は普通の廃墟にしようぜ。
ユーザーD: 呪いとか、そういうの侮らない方がいいんだなって思ったよ。何でもかんでも信じちゃいけないけど、敬意は大事だね。
ユーザーA: 本当にな。気を付けるよ。みんなありがとう、怖がりなだけかもしれないけど、サポートしてくれて助かったよ。