皆さん、こんばんは。配信を開始します。今日は、僕自身が実際に体験した心霊体験についてお話ししようと思います。決して創作ではない、このリアルな出来事を共有するには、皆さんの助けが必要かもしれません。何か似たような経験をした方がいれば、ぜひコメントください。
それでは、始めます。この出来事が起きたのは、去年の夏、僕がまだ大学生だったころのことです。ある日、友人たちと一緒にドライブに行こうという話になって、夜遅くに出発しました。目的地は特になく、ただ気ままに車を走らせて、田舎道を進むことにしました。
夜の田舎道って、やっぱり何とも言えない静けさがありますよね。街の明かりがないので、車のヘッドライトだけが頼りです。そんな中、ふと友人の一人が「この先に、幽霊の出るって噂の廃墟があるらしい」と言い出しました。興味本位でみんなで行ってみることにしました。
走ること30分、目的の廃墟に到着しました。ここは昔、旅館だったらしいですが、今はもう何十年も人が住んでいないそうです。その廃墟は思った以上に大きく、夜の闇に溶け込んでいて、まるで何かが出てきそうな雰囲気がありました。
車を降りて、玄関に向かって歩き出します。ドアは開けっぱなしで、誰でも入れる状態でした。勇気を出して、中を覗いてみると、すぐに冷たい空気が肌を刺しました。まるで誰かが見ているような感じがして、一瞬立ち止まってしまいました。
玄関を越えて中に入ると、廊下に古い畳が敷かれていて、所々めくれています。友人たちは面白半分にスマホで撮影していますが、僕は不思議とそんな気分にはなれませんでした。ひたすら、この場の異様な雰囲気を感じていたんです。
しばらく探索を続け、元宴会場らしき大きな部屋に辿り着きました。部屋の片隅には、ぼんやりとした人影のようなものが見えたんです。最初は目の錯覚かなと思いましたが、次の瞬間にはっきりと分かりました。それは、白い着物を着た女性の姿でした。彼女はゆっくりとこちらを向いて、微笑んでいたように見えました。
その瞬間、友人の一人が「これヤバいって!」と叫び、全員一気に駆け出しました。僕たちは一目散に車に乗り込み、全速力でその場を離れました。心臓が激しく脈打ち、車の中は一瞬でパニックに包まれました。まるでその女性が後ろから追ってきているような気がして、何度も振り向いてしまいました。
帰路に着いた僕たちは、それ以降、その廃墟の話をすることはありませんでした。ただ、夜、眠れない日は過去に何度もありました。部屋の隅に、あの笑顔が浮かんでくるんです。日常生活の中で、ふと静かな瞬間に彼女を思い出します。
もう一つ不思議なことがあります。その晩から、僕のスマホには心霊スポットの情報や怖い話が自動的にフィードに流れてくるようになったんです。僕はそういうのを見ないようにしているのに、なぜかどこに行っても目にするんですよね。それが、あの廃墟の影響なのか、それとも彼女の何かしらのメッセージなのか、未だに分かりません。
さて、皆さんはどう思いますか?あれは本当に幽霊だったんでしょうか?それとも僕たちがビビり過ぎたせいで、幻を見てしまったんでしょうか?コメント欄で教えてください。もしこれに似た経験をした方がいれば、ぜひお話を伺いたいです。
今日はここまでにします。最後まで聞いてくださってありがとうございました。怖い話って、みんなで話すと少し心が軽くなりますよね。でも、次回はもう少し心温まる話をお届けしたいと思います。
それでは、また次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。どうか、良い夜を。